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===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ ー : [ちょうおん] (n) long vowel mark (usually only used in katakana) ・ 詩 : [し] 【名詞】 1. poem 2. verse of poetry ・ 詩形 : [しけい] (n) versification ・ 形 : [けい, かたち, ぎょう] 1. (suf) shape 2. form 3. type
クローン詩形 (klon) とはタイの定型詩に使われる形式の一種。タイの定型詩にはもう一つクローン詩形と呼ばれる定型詩があり、日本語で表現すると全く同じになるため、後ろにアルファベットなどを入れクローン詩形 (klon)、クローン詩形 (khlong)のように表記するなどしてなにかしらの区別が付けることが多い。 klon と書かれるところのクローンの語はもともと他の詩形を含めて定型詩すべてを指す言葉であったが、定型詩が発展を見せ、多種の定型詩が発生し、それぞれにチャン、カープなどの名称が付くと、クローンという言葉はそれ以外の定型詩を指すのに用いられるようになった。その後クローンは形式が非常に簡単であることから民衆的な傾向を持つようになったが、やや格の低い定型詩と見なされていた。しかし、チャクリー王朝以降急速に発展し、とくにラーマ2世時代、後述するがスントーン・プーによってクローン・スパープと言う形で大器晩成されたことにより、その他の詩形と同格に見なされるようになった。 ==形式== ===基本形=== クローンが成り立つためにはまず、最小限、1 ボットを構成する必要がある。1 ボットはバートエーク(一番バート)とバートトー(二番バート)の 2 バートで成り立ち、2 バートは 4 ワックで成り立つ。バートエークのワックの内、先行するワックをワックサダップ (a)、次に来るワックをワックラップ (b) という。バートトーの内、先行するワックをワックローン (c)、次に来るものをワックソン (d) という。1 ワックは基本的に 8 音節の文章あるいは節からなるが、必ずしも 8 音節でなければならないと言うことはなく、おおむね 6 - 10 音節が字余り・字足らずの許容範囲である。される具体的には以下のような形になる(○は 1 音節および 1 音節と見なされる多音節)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「クローン詩形 (klon)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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